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揚げ油ってどのくらい使えるの?再利用可能な回数と使い方のポイントを紹介します

エビの天ぷらを揚げている

揚げ物用の油を何度まで安全に使い回せるか、気になるところですね。
多くの場合、油は一回使用後に捨てられがちですが、
その都度廃棄するのはもったいないものです。

通常、揚げ油は酸化が少なければ3回~4回は再利用できますが、
これは使う食材や油の保管状態、使用頻度によって異なります。

では、再利用時の酸化をどう防ぐか?正しい処理方法と保管法を実践することが、
油の寿命を長くする鍵です。

この記事では、以下の内容について詳しく説明しています。

・ 揚げ油が再利用できる回数
・ 油の寿命を延ばすための重要ポイント
・ 揚げ油を最大限に活用する方法

揚げ油を賢く使いこなし、必要以上に新しい油を使用することを避ける方法を身に付けましょう。
この情報をもとに、揚げ油の無駄をなくすためのステップを踏んでください。

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揚げ油の再利用は何回可能?適切な使用回数と管理方法

通常、3~4回の再利用が可能です

揚げ油を再利用する際、一般的には3~4回が適切な回数とされています。
ただし、揚げる食材によって再利用回数には変動があります。
天ぷらなど、比較的油を汚しにくい食材では、油が長持ちすることが多いです。
逆に、カレー粉を用いた衣やから揚げなど、匂いが強いものや粉が多いものは
油を早く汚れさせる原因となります。

もし、油が1回使用しただけで酸化の兆候を見せている場合は、
その油の再利用は避けるべきです。

油の酸化とその影響

油が酸化すると、不快な臭いや色の濃さ、粘度の増加など、品質の低下が起こります。
油の酸化は「空気、光、高温、金属、水分」との接触によって促進されるため、
これらの要因から油を守ることが重要です。
適切な管理と保管方法で油の寿命を延ばし、再利用時の品質を保ちましょう。

調理油の酸化のリスク

調理油が酸化する4つの主要な原因は次の通りです。

1. 空気への露出
2. 光への露出
3. 高温状態への露出
4. 食材の水分や焦げ残りとの化学反応

酸化した油を使用するとどのような問題が生じるのでしょうか?
酸化した油を使うと、食材が本来持つ味や質感が劣化し、風味が著しく損なわれます。

(※過酸化脂質とは、脂肪が酸素と反応して生成される酸化物です)

もし油が一度の使用後に酸化の徴候を示している場合、その油の再利用は避けた方が安全です。

使用済み油を判断するためのポイント

料理に使った後の油の状態をしっかりと観察し、再利用するか否かの判断が重要です。
以下のポイントで油が酸化しているかどうかを確認しましょう。

油の酸化状態を確認するポイント

・ 使用前に比べて色が濃くなっているか
・ 粘り気が感じられるか
・ 不快な臭いがするか
・ 加熱時に泡が長持ちし、消えにくいか
・ 180℃で加熱した際に異常に煙が出るか

これらの兆候が見られた場合は油の酸化が進んでいる可能性がありますので、
その油の使用は避け、新しい油に交換することを推奨します。

酸化した油の扱い方と注意点

油の再利用には賛否が分かれるところですが、
一般的には何度か使用した後に廃棄する人が多いです。
一方、使用量を少なくして一回の使用後すぐに廃棄する人もいます。

揚げ物の頻度や内容、家庭の人数を基に油の状態を常に確認し、
再利用するかどうかをその都度慎重に判断することが重要です。

再利用に向けた揚げ油の管理方法4選

揚げ油を何度も再利用するためには、
正しい保存方法と使用期限を理解することが非常に重要です。
清潔に保管することで、油を何度も使用することが可能になり、
頻繁に油を捨てたり新しく購入したりする必要が減少し、節約にもつながります。

①オイルポットを使った油のろ過と保存

オイルポットを使って使用済みの揚げ油を適切に保管するのに最適な方法です。
オイルポットで油をろ過することにより、不純物を除去し油を清潔に保つことができます。

ろ過は、油を30分程度冷ますことから始め、
油の温度が約50℃になったところで行うとより効果的です。
ろ過速度は少し遅くなる可能性がありますが、
これにより油が適切な粘度に保たれ、ろ過性能が高まります。
油を熱いうちにフタをしてしまうと、フタの裏に水蒸気が溜まり、
油に水分が混入してしまうので、油が適度に冷めた後にフタをすることが大切です。

②使用済み揚げ油の正しい保管方法と適切な使用期限

保管方法
揚げた後の油は専用のオイルポットに移して保管すると管理しやすくなります。
保管場所は、直射日光が避けられる冷暗所、たとえばキッチンの棚の中などが理想的です。
冷蔵庫での保管が推奨されることもありますが、油が冷えると白く固まるため、
使用前に適温に戻す必要があります。

使用期限
ろ過後の油も無限に保存できるわけではありません。
品質を保つため、保存状態が良くても2~3週間を目安に使用し切ることをお勧めします。
軽い食材のみで使った油も、放置すれば酸化が進みますので、
できるだけ早めに使用することが大切です。

オイルポットの選び方!重要な4つのポイント

オイルポット選びは、油を経済的かつ衛生的に管理するために重要です。
選択する際のキーポイントは、ろ過タイプ、素材、容量と形状、
そして注ぎ口のデザインの4つです。

ろ過タイプ別の選択肢

フィルター/カートリッジタイプ
油の鮮度を長持ちさせたい方にお勧めです。

3重構造網(網、紙フィルター、カートリッジフィルター)
油の鮮度を最大限に保つための高価だが効果的な選択肢。

網タイプ
再使用可能で、網の細かさによってろ過能力が変わります。

素材による違い

ステンレス
鮮度維持が容易で、清掃もしやすいです。

ホーロー
油のにおいが残りにくいため、清潔感が保てます。

ガラス
内容物の確認が容易で、鮮度の管理が直観的に行えます。

フッ素/シリコンコート
耐久性が高く、油がこびりつきにくいのでお手入れが簡単です。

容量と形状の選び方

ポット型
操作が簡単で一般的な形状。片手で扱える利便性があります。

鍋型
ろ過から保存、調理まで一つでこなせるため、頻繁に揚げ物をする方に適しています。

容量
1Lは1人暮らし向け、1.5L以上は家族用として最適です。

注ぎ口の機能性
深めの注ぎ口は油の注ぎやすさを向上させ、尖ったデザインは正確な注ぎを可能にします。

これらのポイントを踏まえ、ライフスタイルや調理習慣に合ったオイルポットを選んでください。

オイルポットがない場合の揚げ油の保存テクニック

頻繁に揚げ物をしない場合、オイルポットを特別に購入するのは必要ないかもしれません。
そんな時のために、オイルポットの代わりになるアイテムと油の取り扱い方法を紹介します。

代替品とその保存方法

急須やティーポット
蓋付きで空気との接触を最小限に抑えられるため、少量の油の保存に最適です。

耐熱ガラス容器
ハニーディスペンサー等がおすすめです。
油を直射日光から守るためにアルミホイルで覆うことをお勧めします。

牛乳パック
一時的な保存に便利で、使い捨てが可能ですが、
油の品質を保つためには密閉性に注意が必要です。

注意点!
ペットボトルや耐熱性がない容器は、
熱い油による容器の変形のリスクを避けるために使用を避けてください。

必要な道具

細目の網じゃくし
揚げカスを効率的に取り除くために使用します。

油濾し紙
コーヒーフィルターやキッチンペーパーでも代用できます。

濾し器
コーヒードリッパーやザルが有効です。

保存容器
既述の代替品を使用します。

手順

1. 揚げ物が終わった直後に、熱い油から揚げカスを網じゃくしで取り除きます。
2. 油を約50℃に冷ましてから、保存容器にセットした濾し器に注ぎます。
3. 濾し器の上に油濾し紙を敷き、油をゆっくりと通します。
4. 油が完全に冷めたら、容器にフタをして、冷蔵庫や冷暗所で保管します。

注意!

使用する紙の吸油性が高すぎると無駄が生じますので、必要最小限の紙を使用しましょう。
また、揚げカスは放置すると自然発火のリスクがあるため、適切に廃棄してください。

揚げ油を上手に使いこなす方法と劣化を遅らせるコツ

揚げ油の寿命は使用方法に大きく依存します。
料理の順番を計画的に決めることで、油の劣化を遅らせ、長持ちさせることが可能です。

揚げ物の効率的な調理順序

特定の料理は油を大きく汚すため、調理の順番を工夫することが重要です。
以下の推奨順序に従うと、油の劣化を最小限に抑えることができます。

調理の推奨順序

1. 野菜の素揚げ(塩味のみ、衣なし)
フライドポテトやナスなど、比較的油を汚しにくいものから始めます。
2. 野菜の天ぷら、揚げ出し豆腐
衣があっても比較的汚れにくいです。
3. 魚介類の天ぷら
油の汚れが出始めるため、中間で調理するのが適切です。
4. フライ類(コロッケ、カツ)
衣が多く、油を一気に汚すため、後半に持ってきます。
5.味付けの揚げ物(から揚げ、カレー味など)
強い味付けで油を最も汚すため、最後に調理します。
6.炒め物
油の最終利用として、炒め物で使い切ります。

このように段階的に調理することで、油の品質を長く保ちながら、
様々な料理を楽しむことが可能です。
調理の都度、油の状態を確認し、必要があれば新しい油に交換してください。

揚げ油を長持ちさせる「さし油」の方法と耐熱性のある油の選択

揚げ物を作る際、使用中の油に新鮮な油を追加する「さし油」という手法で、
油の持続性を高めることができます。こ
れにより、オイルポットに保管してある油を鍋に移してから、不足分を新しい油で補います。

耐熱性の高い油の選択方法

耐熱性が高く酸化しにくい油を選ぶことは、揚げ油を長持ちさせる上で重要です。
以下に耐熱性に優れ、推奨される油の種類を挙げます。

・キャノーラ油
加熱に強く、軽いテクスチャーが特徴で、多くの揚げ物に適しています。
・太白ごま油
香りが特徴的で、天ぷらなどの日本料理に適しており、風味付けにも最適です。
・こめ油
クセが少なく、油切れが良いため、カラッとした揚げ物に仕上がります。
・べに花油
べに花から抽出されるサフラワー油で、熱に強く揚げ物が軽く仕上がる特徴があります。
・オリーブオイル
軽やかな風味が魅力のピュアオリーブオイルは、
素揚げやフリッターに適していますが、煙点が低いので使用する際には注意が必要です。

これらの油を適切に選ぶことで、揚げ物の品質を向上させつつ、
油の酸化を効果的に防ぐことができます。

使用後の油の正しい廃棄方法

使用後の油は、時間の経過と共に劣化し、不快な臭いや粘り、
過剰な煙や泡立ちが問題となることがあります。
これらの症状が見られる場合は、油の使用を中止し、適切に廃棄することが必要です。

多くの自治体が資源として使用済み油を回収しているため、
住んでいる地域の規則を確認しましょう。

ここでは、油の簡単な廃棄方法を2つ紹介します。

①新聞紙や古布を利用する方法

・ 空の牛乳パックやビニール袋に新聞紙や不要な布を詰めます。
・ 油が完全に冷めた後、少量の水を加えて自然発火を防ぎます。
・ しっかりと封をして、可燃ごみとして処分します。

②市販の凝固剤を使用する方法

・ 処分が容易な方法です。油がまだ温かい状態で凝固剤を加え、よく混ぜ合わせます。
・ 油が冷えて固まったら、フライ返しで取り出して、
ポリ袋に入れて可燃ゴミとして処分します。

これらの方法を実践することで、環境に配慮した油の廃棄が可能です。

揚げ油の上手な管理と再利用のまとめ

揚げ油の再利用は、通常3~4回が目安ですが、
回数にかかわらず以下のような変化が見られた場合は使用を控えてください。

油の酸化を見極めるポイント
・ 使用前と比較して色が濃くなっている
・粘り気が出ている
・ 不快な臭いがする
・ 加熱すると泡が消えにくい
・ 180℃で加熱した際に煙が多く出る
揚げ油の賢い再利用方法
・ 揚げ終わった後、かすは都度取り除き、オイルポットで油を濾すことが重要です。
・ 保管は常温で日光の当たらない場所が適しています。
・ たとえ一度しか使用していなくても、2~3週間を目安に使用し切ることをお勧めします。
・ 調理は汚れにくい料理から汚れやすい料理へと順番に行うと効率的です。
・ 油量が減ってきた場合は、新鮮な油を追加する「さし油」で補充するのが良いでしょう。
・ 酸化しにくい種類の油を選ぶことも、油の品質を保つ上で有効です。

これらのコツを活用して、家庭での揚げ物を美味しく楽しむことができます。
適切な油の管理と再利用で、無駄なく油を使い切りましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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