毎日コーヒーを淹れた後のかす、みなさんはどう処理していますか?
排水溝に流すと臭いが消えるという話もありますが、それは本当でしょうか?
私は毎朝コーヒーを淹れていますが、かすが散らばりやすく、湿気でカビが生えやすいので、
どう処理するかいつも悩んでいます。
ここでおすすめする処理方法を3つ紹介します。
その後ビニール袋に入れて燃えるゴミとして処分します。
2. 細かいメッシュのネットを三角コーナーや排水溝の受け皿に設置し、
コーヒーかすをそこに捨てます。
3. 庭の土に混ぜて利用しますが、使用する際は注意が必要です。
直接排水溝にコーヒーかすを流すのは避けましょう。
排水が詰まる原因になります。
使ったフィルターは三角コーナーでかすを取り除いた後に洗うのが最適です。
コーヒーかすの再利用方法も多くありますが、
今回は特に簡単で便利な方法をいくつかご紹介します。
本記事では、効果的なコーヒーかすの処分方法3つと、
手軽にできる再利用方法4つを取り上げました。これらの方法を活用して、
もっと快適なコーヒータイムを楽しんでください。
コーヒーかすの三つの処理方法
コーヒーかすの処分、意外と手間がかかると感じることはありませんか?
コーヒーかすを処分する際には、燃えるゴミとして捨てることができますが、
ペーパーフィルターに残ったままでは、ゴミ箱内で散乱したり、
水分が溜まってカビが生じることがあります。
ここでは、簡単で清潔にコーヒーかすを処理する方法を三つご紹介します。
まず、コーヒーかすは水分を含んでいるため、
新聞紙やキッチンペーパーなど吸水性のある紙で包んでから
ビニール袋に入れて捨てるのが効果的です。
直接ゴミ箱に捨てる場合は、ゴミ箱の底の部分に新聞紙を敷くとよいでしょう。
紙を使ったコーヒーかすの処分方法
・ 水分が漏れず衛生的です。
・ コーヒーかすが散らばるのを防げます。
・ 新聞紙やキッチンペーパーの入手やコストが気になる場合があります。
また、新聞を使わずに、古いプリント用紙を折ってビニール袋に入れる方法もあります。
家で使っている専用のフィルターでコーヒーかすを分けてから、
水分は紙が吸収してくれます。この方法で3回分ほど貯めることができますが、
保管場所には少し工夫が必要です。
三角コーナーと排水溝受け皿へのネットを設置する方法
三角コーナーや排水溝の受け皿に細かいネットを設置し、直接ゴミを捨てる方法をご紹介します。
2. 排水口の網が浅いとすぐに満タンになり、排水の流れが悪くなるため、
そこにゴミを捨てるのは避けましょう。
3. 排水溝受け皿が深いタイプの場合、ゴミを捨てることができます。
・ ネットを使えば、簡単にゴミを捨てられます。
・ ドリップコーヒー用の機器だけでなく、専用フィルターやネルドリップ、
サイフォン、フレンチプレス、エアロプレスなどを洗う際も安心です。
・ コーヒーのかすなどを流すと、シンクが汚れることがあります。
・ 排水溝の受け皿がすぐにいっぱいになると、排水の流れが悪くなります。
・ 細かいネットの準備が必要です。
・ コーヒーかすを排水に流すと配管の詰まりの原因になるため、おすすめしません。
我が家では以前、三角コーナーでコーヒーかすを捨てていましたが、
シンクが茶色に変色し、掃除が増えるため、使用をやめました。
庭でのコーヒーかすの利用法と注意点
庭がある家庭でのコーヒーかすの土への混入方法には、いくつか留意すべき点があります。
コーヒーかすにはカフェインやフェノール性物質(ポリフェノール)が含まれており、
これらの成分が植物の栽培に影響を与える場合があります。
特に、家庭菜園や花に悪影響を及ぼす可能性があるため、使用時には注意が必要です。
主に家庭菜園や花に影響のないエリアや日陰の場所に利用することをお勧めします。
コーヒーかすは雑草抑制にも効果があり、
微生物によって分解されて約半年から1年で堆肥化されます。
・ 不燃ごみの削減に貢献します。
・ 資源の再利用が可能です。
・ 庭や適切な土地がなければ利用が困難です。
・ 即時に処理できないことがあります。
私の家では、コーヒーかすを溜めてから時々花壇に深く穴を掘り、そこに捨てています。
これを10年以上続けており、大きな問題は起こっていません。
ただ、時には外に捨てるのが面倒に感じることもあります。
手軽にできるコーヒーかすの再活用4つの方法
毎日のコーヒータイムが終わった後のかすを、
ただ捨てるだけではもったいないですよね。
ここでは、手軽で役立つコーヒーかすの再活用方法を4つ、ご紹介します。
これらはいずれも簡単に試せる方法なので、すぐにでも始めることができます。
①コーヒーかすを使った簡単な消臭方法
焙煎されたコーヒー豆は、微細な穴が開いており、
これが臭いを吸収するのに適しています。
豆を挽くことでにより表面積が増え、消臭効果がさらに向上します。
使用済みのコーヒーかすも同様に強力な消臭効果があります。
消臭には乾燥したコーヒーかすを利用するのが効果的です。
・ 靴や冷蔵庫、車内など、気になる場所に小分けして置くことで臭いを抑えられます。
(お茶のパックに入れると便利です)
・ 乾燥させたかすは、2~3週間ごとに交換することをおすすめします。
コーヒーかすの乾燥方法は次の通りです。
・自然乾燥
新聞紙に広げたかすをトレイに乗せて乾かします。
屋外で行う場合は、風除けとして不織布を覆い、屋内では湿気の少ない時期に行います。
・フライパン乾燥
弱火でじっくりと焦がさないように煎ります。
冷めるまで時々かき混ぜながら5分程度で乾燥させます。
・電子レンジ乾燥
600Wで1分加熱した後、かき混ぜてさらに30秒加熱します。
これを数回繰り返し、最後に冷ますまで待ちます。
乾燥が面倒な方への簡単な消臭対策
トイレでの使い方
湿ったコーヒーかすをそのままトイレに置き、
カビが生えないように1~2日ごとに新しいかすと交換してください。
電子レンジを利用した消臭方法
耐熱皿に使用済みのコーヒーかすを薄く広げ、電子レンジで2分加熱します。
この方法で、レンジの中の嫌な臭いを除去しながらコーヒーかすを乾燥させ、
再利用することができます。
②コーヒーかすを利用した自然派防虫対策
コーヒーかすはアリ、ナメクジ、カタツムリなどの害虫を寄せ付けにくくする
天然の防虫剤として効果的です。
植物の周りに撒くと、防御バリアを形成し、害虫の接近を防ぎます。
ただし、コーヒーかすには害虫を直接殺す力はありませんが、
その粗い質感が植物を害虫から守ります。ただし、
コーヒーのポリフェノール成分が植物の栽培を抑制する場合があるため、
使用には注意が必要です。
特に植物の根元には過剰に撒かないよう注意し、使用量を控えめにすることが重要です。
③洗剤としての利用
・フライパンや鍋の臭い消し
フライパンや鍋に水を三分の一程度入れ、コーヒーかすを加えて沸騰させ、
その後しばらく煮込みます。これにより臭いが消え、清潔になります。
・魚焼きグリルの掃除
魚を焼いた後のグリルに湿ったコーヒーかすを入れると、
油分が吸収されて掃除が簡単になります。
・焼き網の洗浄
コーヒーかすを入れた袋で焼き網をこすれば、汚れや臭いが効果的に取れます。
・ガラスや食器の洗浄
ガラス製のグラスに少量のコーヒーかすを入れてシェイクすると、
汚れが落ちやすくなります。
また、油を含んだ食器をコーヒーかすをつけたスポンジで洗うと、洗剤を使わずに済みます。
・水筒やペットボトルの内部洗浄
コーヒーかすと水を混ぜ合わせて振り洗いすることで、内部がきれいになります。
④コーヒーかすを活用したホームメイド入浴剤
入浴剤の簡単な作り方
使い終わったコーヒーかすをストッキングや布、お茶のパックに入れて、
お風呂に入れるだけです。
・ コーヒーかすは使用前に乾燥させることを推奨します。
・ 入浴時にコーヒーの色素がタオルに付く場合があるので注意してください。
・ 入浴後はバスタブをしっかり清掃しましょう。
・ 古いタイプの浴槽を使用している場合、浴槽を痛める可能性があるため、
注意が必要です。
コーヒーかすの適切な処分と活用法のおさらいとまとめ
使用済みのコーヒーかすは通常、燃えるゴミとして処理することができますが、
そのままゴミ箱に入れると散乱したりカビの原因となることがあります。
また、排水溝に直接流すと詰まりを引き起こすことがあります。
コーヒーかすの効果的な処理方法を三つご紹介します。
1.新聞紙で水分を吸収させ、ビニール袋に入れて捨てる。
メリット
水漏れせず衛生的で、かすが散らばることがなくなります。コーヒー機器の洗浄時にも役立ちます。
デメリット
新聞紙やビニール袋の必要があります。
2. 三角コーナーに細かいネットを用いて捨てる
メリット
ネットがあれば簡単に処理可能で、ドリップコーヒー以外の機器洗浄時にも役立ちます。
デメリット
シンクの汚れや排水の詰まりが発生しやすく、ネットが必要です。
3. 庭の土に混ぜて捨てる(注意が必要)
メリット
燃えるゴミの量を減らし、資源として再利用可能です。
デメリット
庭が必要で、すぐには処分できない場合があります。
これらの方法にはそれぞれ利点と欠点があるため、
自身の生活環境に合った方法を選ぶと良いでしょう。
また、コーヒーかすには脱臭、消臭、防虫、洗剤代わり、入浴剤としての活用法もあります。
この記事では、これらの簡単にできる再活用方法を紹介しています。
捨てる前に、これらの活用方法を試して、豊かなライフスタイルを実現しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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